No.1『無印ゲームのルール』

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ガタン 開かない扉が開く音がする。 顔を上げると、さっきの古賀がクスッと笑みを浮かべて立っている。 「なんや・・・・ 坊主・・・何か用か?」 『あ~ えらく疲労されていらっしゃいますね~』 「当たり前や。 いきなりそないな事言われても・・・・分かれって言う方が無茶や」 『確かにそうですね。 あなたに能力を授けに来たんですが・・・・ 覚悟はいいですか?』 「いいわけあるかい! それに能力ってなんや? 」 古賀は、困ったように首を傾げて、口を開ける。
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