No.1『能力』

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「へ? これがわいの武器か?」 ガサガサ 何回見ても武器になるような物は無かった。 「はぁ~ くじ運悪いなぁ~」 良太は、落ち込みながらもナイフを腰に装備する。 こんなナイフでは、相手に致命傷を与えるのは難しい。 だが良太は、これでも良かった気がした。 人を殺すなんて嫌だから。 良太は安心したのかも知れない。 だが 良太はこのゲームの恐ろしさをまだ知りはしなかった。
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