No.1『澤村 良太』編

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アハハハハハハ とあるアパートの一階で若い男子の笑い声が響いていた。 「山ちゃんおもんないな~!なにがおは~やねん!いい加減飽きるわ! あかん おもんな過ぎて笑けてくるわ アハハハ」 『良太うるさい!!』 キッチンの方から母が怒鳴った。 正直、母は顔が悲しいほど怖い。 今からでもレディースに入れそうな顔つきだ。 だが良太にそんな事は関係なかった。 「アハハ~ おかんの顔ヤクザや~ むっちゃおもろいわ~」 わいは母に指を指しながら、大笑いした 。 そして母は首を傾げながらも無視して、朝ご飯を作り出した。
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