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「俺、本当に由香が
好きなんだ。 でも…
俺のせいで明日美ちゃんを
殺そうとしたり、
由香自身が傷付くのを
もう見たくないんだよ。
好きってだけじゃ
成り立たない恋愛…
だったんじゃないかな…。」
直也は私を強く抱きしめ
そう言った。
理解したくなかったけど
理解してしまって…
涙なんて もう出なかった。
明日美に
理解してもらえなくて
明日美を
傷付けて、事故に合わせた。
あの日直也に会って
直也を怒らせた。
私がおかしいせいで
直也を苦しめている。
涙なんて もう一杯
流した 流したはずなのに
勝手に流れてくる。
悲しくも悔しくもないのに
勝手に流れてくる、
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