嘆きの連鎖

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(痛い痛いと叫び 嘆き叫ぶ…) 檻に綴じ込められた 小鳥を 焼いてはかみ砕き血飛沫あびて 嘲笑う 苦しんだ表情 嘆き等ない… 血がもっと見たくて 君の顔に 斧を振り上げ 食べてしまいたいぐらいさ (辞めて辞めてと叫び 嘆きさけべ) 火舞う中に入れて 灰にしてしまう 君の歪んだ顔を… あじわせてくれよ 振り上げる鉈に血路が混じり 君を綴じ込めた檻に…血が流れて… かみ砕いた私の唇は 君の血を噛み締めたまま…もっともっと 噛み締めさせろ 嘲笑う闇の中 この手にはあなたの 血がほら 見えるかい? 強く強く引き裂かれた音 私の耳に聴かせて 血飛沫が躯に取り付いて… まだ君は (痛い痛い痛いと叫び 嘆き叫ぶ) (痛い痛い痛いとさけべ) (痛い痛い痛いと嘆け…) 私はずっと その声を聞いてイタイ (痛い痛いと叫び 嘆き叫ぶ)
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