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「だからって俺には関係ないだろう」
しかし、少年はそれを無視しても別に問題ことになっている。
「もう行くことになってるから取り消し不可能な」
だが、ギルドマスターは少年を学園に行かしたい様で強制した。
「はー、だる、めんど…………学園はいつからだ」
少年はそれでも行かないように出来るのだが、そうするのが面倒くさくなったのか諦めたように訊く。
「1週間後からだ。だから荷物まとめて行けるようにしとけよ。これが学園で必要なものが書かれた紙な。あと偽ギルドカードなにランクがいい?お前のランクは機密だからな」
「そうだな、ならEランクにしてくれ」
少年は紙を受け取り、少し考えたあと、1番低いランクにした。
「それでいいのか?」
「ああ」
ギルドマスターが確認を取ると、少年は頷いた。
「分かった。それじゃ学園が始まる1日前に取りにきてくれ、その時に学園での生活の仕方についても話すから今日はもう帰っていいぞ」
ギルドマスターはそう言いながら、さっきの紙とは違う紙を少年に渡す。
少年はそれを見て嫌な顔を浮かべたが、無言で受け取ると部屋をあとにした。
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