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無月は、まだ空が暗い時から起きて家の広い場所で結界をはり、真っ白な日本刀を右手に持って振りながら、左手に持っている真っ黒な銃を連射している。
この銃は魔力を使っているので弾切れがない。しかも撃っているのに音がない。
日本刀と銃を持っている手を入れ換えながら、無月は特訓のメニューをこなしていく。
「ふぅ、今日は学園長に会わないといけないし、ここまでだな」
そう呟くと日本刀と銃を消してシャワーを浴びにいった。
「よし。準備もできたし行くか」
シャワーを浴びたあと、制服に着替えた無月は学園の近くまで転移した。
転移は頭でその場所をはっきり思い描かないとできないが、学園に必要なものを揃えるついでに見てきたので転移できた。
近くにしたのは学園前だと見られる可能性があるので近くにしたが、どうやら正解だったようで、学園にはまだ始まる1時間前なのにちらほら同じように制服を着た生徒がいる。
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