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どうしよう。ってか
「ボディーガード?なんで?」
「それは……」
「それは私が今度話すから。咲は暁夜に何も言わなくて良い。分かった?」
「うん……分かった……。」
勝手に話さない事に決められた。別に良いが。無理矢理聞こうとは思わんし。のんびり、ゆっくりと行けば良い。焦る必要なんてないさ。
「あの……」
「ん?どうしたの?」
「暁夜さん、お姉ちゃんの事、よろしくお願いします。」
深々と頭を下げる彩歌の妹、咲を見て良く出来ている子だと内心思った。
そして彩歌、どんな理由で家に帰れないのか知らないが妹にここまで言わせるとは……
いや、この子が心配性なだけか……
「あぁ、任せときな。ちゃんと礼儀正しい子に直して上げ――ゴフッ!?」
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