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今の私じゃあ、何もできない。かといって、大人に話すわけにもいかない。
頭のおかしい娘…間違えた 頭のおかしい奴扱いされるからな。
どうすればいいんだ?
やっぱり私が強くならないとだめかな?でも、どうやって?
この村に居たんじゃ強くはなれない。
悩んだ末に、私は村を出ることにした。
魔族襲撃までには帰ってくると、心に決めて。
「ネカネさん。ネギ君はいますか?」
「スタンさんのところに行ったわよ?」
「そうですか。都合がいいです」
「?」
「今から大事な話をします。ネギ君には内緒にしてください」
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