夢の中の出来事

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夢の中の出来事

まるで夢の中の出来事かの様だった。 声を聞けたのが嘘みたいだった。 何一つ思う様な言葉は言えなかったけど‥‥‥ 久しぶりに聞いた。 とても愛しかった。 また電話するな。 これだけの言葉で 私はきっといつまでも 待ってしまうだろう。 いつ鳴るか?分からない電話を ずっと待ってしまうだろう。 でもどうか今の気持ちの 余韻がなくなる前に鳴って欲しい。 そう願った。 それは案外早くに訪れた。
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