始まり

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胃潰瘍患者のあたし。 医者からあれほど止められたお酒も 当時は飲まないと持たない。 あれほどキツく止めろと言われた煙草も 吸わなきゃイライラが止まらない。 体に異常が見つかっても 気づかないふり。 胃が痛めば 鎮痛剤を焼酎で流し込む。 朝方家につく頃には ほぼ記憶がなかった。 そんな繰り返す毎日の中に 突然あんたは現れたね。 あたしはあんたの事 嫌いじゃなかったんだよ。 …ただ… 自分をしっかり持ってて 自分の事を自分で大好きだと言える そんなあんたが心から 羨ましすぎて眩しすぎて 中途半端な自分が恥ずかしくて… だから嫌いなふりをしてた。 この話を 2007年10月某日。 あの日を忘れない為に 綴りたいと思う。 ありがとう。 愁チャン。 .
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