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母は学校へ行き、緋埜耶は父にメールをする。
玲於がいなくなった。
すぐに帰ってきてくれ。
メールのとおり、父はすぐに帰ってきた。
終始無言だったが、母が帰ってきてその空気が一層重いものとなった。
「玲於はっ?」
父はあわてて聞くが、母は首を横に振る。
玲於が消えた後は、学校でも変なことはなかったという。
「どうしていなくなったんだ!?なぜ…っ!!」
母が学校から聞いてきた話だとこうだ。
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