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「そうか…。
結局はお前が悪いんだな。」
「えっ…」
父は緋埜耶に向かって言った。
「玲於が絡まれたのも、
いなくなったのも
すべてお前のせいだっ!!!!」
緋埜耶は一瞬耳を疑ったが、明らかにそれは自分に放たれたことだと確信する。
「ちょっとあなた…今は争ってる場合じゃ…」
それを掻き消すかのように父は叫んだ。
「うるさいっ!!!こいつが居なければ、玲於は嫌な思いはしなかったんだっ!
なぜ玲於が居なくならなきゃならない!!!」
そうか…。
うっすらながらも緋埜耶はわかった。
分かったしまったのだ。
「そーだよな。
不真面目な俺が居なくなればいいんだろう。
そーいいたいんだよなぁっ!!!!」
緋埜耶も感極まり怒鳴る。
父がああそうだと叫ぶ。
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