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「お前がいなければ、
玲於は居なくならなくてすんだんだっ!!!」
嫌いな親
だけど…
一番聴きたくない言葉だった。
「こんなさいてーな親ふざけんなっ!!!
俺の気持ちもしらねぇーくせによぉ!!!」
「ちょっとっ緋埜耶っ…
…!?」
事態は突然起こった。
窓も開いていないのに
部屋の中を熱風が吹きぬける。
すると、緋埜耶のまわりから
いきなり火があがった。
「緋埜耶っ!!何をしたんだっ!!?
早くその火をっ…」
言い終わらないうちに
火は一層激しく燃え、
緋埜耶の姿を隠した。
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