蹴七!

12/12
前へ
/25ページ
次へ
その後、三試合。アブラヒモ、みゅうたろち、フォレストと順当に勝ち、いよいよ大将戦。 審判「ケルセブ、ツッコミマス。もう片方、ヘナチョンペ。前へ!」 安田「来たぜ・・・あれがツッコミマスだ・・・。」 立野「あれ・・・?あの人・・・。」 ジェイソン「知ってるの?」 立野「さっき迷ってたときに、道を教えてくれた人です。まさかあの人だったとは・・・。」 種目は一分間のスレ立て。今回はスレタイ・本文ともに『あ』だ。 審判「DJ、トラック?用意、始めぃ!!」 ――――ッッッッ!! 会場全体の空気がツッコミマスによってまたしても変わった。 会場中の全員の視線が、ツッコミマスの携帯に集められている。 審判「ピー!!終了!!」 ざわっ・・・ 安田「き・・・記録は・・・?」 審判「ツッコミマス、23スレ!ヘナチョンペ、14スレ!」 ノンアル「記録更新だぁ!」 審判「よって勝者、ツッコミマス!!ケルセブ5人抜き!うぉーい!!」 安田「なんということじゃ・・・あやつ、自身の記録22スレをあっさりと更新しよった・・・。」 会場は大歓声に包まれていた。 ツッコミマス「ありがとう(^_^)ありがとう(^_^)」 立野「あれが・・・日本一・・・。」立野はツッコミマスを見つめていた。ツッコミマスはそれに気付いた。 ツッコミマス「(期待してるよ)」 立野「(えっ!!!)」 この大歓声のなか、立野にはツッコミマスの声が聞こえたような気がした。
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加