36人が本棚に入れています
本棚に追加
その後、三試合。アブラヒモ、みゅうたろち、フォレストと順当に勝ち、いよいよ大将戦。
審判「ケルセブ、ツッコミマス。もう片方、ヘナチョンペ。前へ!」
安田「来たぜ・・・あれがツッコミマスだ・・・。」
立野「あれ・・・?あの人・・・。」
ジェイソン「知ってるの?」
立野「さっき迷ってたときに、道を教えてくれた人です。まさかあの人だったとは・・・。」
種目は一分間のスレ立て。今回はスレタイ・本文ともに『あ』だ。
審判「DJ、トラック?用意、始めぃ!!」
――――ッッッッ!!
会場全体の空気がツッコミマスによってまたしても変わった。
会場中の全員の視線が、ツッコミマスの携帯に集められている。
審判「ピー!!終了!!」
ざわっ・・・
安田「き・・・記録は・・・?」
審判「ツッコミマス、23スレ!ヘナチョンペ、14スレ!」
ノンアル「記録更新だぁ!」
審判「よって勝者、ツッコミマス!!ケルセブ5人抜き!うぉーい!!」
安田「なんということじゃ・・・あやつ、自身の記録22スレをあっさりと更新しよった・・・。」
会場は大歓声に包まれていた。
ツッコミマス「ありがとう(^_^)ありがとう(^_^)」
立野「あれが・・・日本一・・・。」立野はツッコミマスを見つめていた。ツッコミマスはそれに気付いた。
ツッコミマス「(期待してるよ)」
立野「(えっ!!!)」
この大歓声のなか、立野にはツッコミマスの声が聞こえたような気がした。
最初のコメントを投稿しよう!