親愛なる君へ

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朝早くに目を覚ます起き上がれば自然と隣に手を伸ばす 「ん‥‥‥‥?」 いつも隣にある温もりが無い事に気付き起き上がる 「ケビン‥‥‥‥?」 辺りを見渡すと一緒に布団に潜ったはずの彼が見当たらない寝ぼけた眼で部屋の隅を見ると自分の物とは違うテニスバッグがあった 「あれ‥‥‥‥?」 ベッドから出て見てみると、確かに自分のとは違うロゴ部屋をキョロキョロと探しても見付からない 「ああ、間違って持ってったのか」 ああ、と納得する彼が何をしに行ったかも何処に行ったかも分かってほっとする。そのすぐ後にある事にハっとした 「あー‥中の奴に気付かなきゃ良いけど‥‥‥‥」 浮かんできた新たな問題にどうしようかと首をひねった
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