第1話

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ピピピッ! 軽快な音に、夢から覚める。 頭の上で鳴っている、目覚まし時計を恨めしそうに掴む。 「いい夢だったのに~…」 布団の中からヒョイと顔を出すのは、この話の主人公山田まあり。 虐めで通えなかった学校は、今年卒業した。 まあり「…ん~!」 と伸びをして、バッと起き上がった。 洗面所に向かい、歯を磨き顔を洗う。 そして、コンタクトレンズを入れる。 まあり「よし!」 .
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