第1話

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景「まあり、仕事慣れてきた?」 陽に照らされて、茶色の髪の毛がキラキラ光っている。 まありが見惚れていると、不意に景が聞いてきた。 まあり「うん。慣れてきたよ」 過去に虐められ、いろんなことがあった。 そんな、まありを景はいつも気にかけてくれる。 まありは、高校卒業して近くの図書館で簡単な事務の仕事をしている。 高校からも近い場所で、景と電車の時間が一緒になる。 景「そっか!じゃ安心だな」 まありの言葉に、景の顔がパァと笑顔になる。 まありが1番好きなあの笑顔。 そう…、おひさまのような笑顔。 まあり「景くん、私の事を心配してる場合じゃないんじゃない?進路決まりそう?」 景は三年生になり、就職か進学か悩む時期にきていた。 景「大丈夫だって!だいたい決めてるし☆まありが大事なんだよ」 まあり「ありがとう…」 .
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