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「俺かて必死に調べとるんやねんけどなぁ…敵さんはなかなか尻尾掴ませてくれへんねや。」
腕を組み、山崎はため息を吐いた。
「それで思ってんけど、多分敵さんも忍や思うねん。」
「どういう事だ?」
山崎はうなづくと土方を見た。
「俺の予想やねんけど、こないに頻繁に殺られてるっちゅうのに遭遇した事は一度もない、ましてや目撃証言もや。ここまでくると浪士っちゅう線は怪しゅうなってくんねん。」
「成る程…。」
沖田は感心そうにぽんっと手を叩く
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