―逢―

6/14
前へ
/172ページ
次へ
「何もないようですし、そろそろ帰りましょうか。」 「あぁ、そうだな。」 一通り巡回してまわり、何も起こらなかったのでそれぞれの隊士を引き連れ、踵を返した時だった フワッ… ピクッ 「…永倉さん、これ…。」 「あぁ、血の匂いだっ!!」 沖田と永倉が全速力で匂いのする方向へ駆ける 隊士達は慌てて二人を追いかけた 「あそこですっ!!」 ザッ… 「「…っ!?」」 二人は目を見開いた 「こ、これは…。」 .
/172ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1735人が本棚に入れています
本棚に追加