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攻撃されたスフィアは火花を散らすものの、爆発はしなかった。
しなかったというよりも、『させなかった』のほうがただしいだろう。
クラウドは最初の攻撃でレーザー発射口を破壊し、ブリュナークの射撃で制御プログラムとその回路を打ち抜いた。
スフィアの爆破により自分の位置がばれるコトを防ぐため、燃料系統への攻撃はさけたのだ。
クラウド
「一機撃破っと」
スフィアから離れたクラウドは、フラガラッハが作成した周辺マップを見て次のスフィアの位置を確認する。
クラウド
「最低でもあと一機は潰さないとな」
1番近くにいるスフィアは現在いるビルから2時方向にある周りより少し低めのビルの屋上にいる。
クラウド
「この位置からだと狙撃魔法で撃破できるが・・・」
位置がバレる恐れがある。
クラウド
「フラガ、残りのスフィアの索敵範囲と敵認識距離を解析してくれ」
フラガ
「Please waite...(少々お待ちください)」
フラガがいうと、ホログラムマップにスフィアの攻撃範囲、索敵範囲などが表示された。
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