Episode-01:雲が生まれた日

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クラウド 「・・・予想通りか」 2時方向にいるスフィアは、位置関係や高低差の影響で他のスフィアからは『死角』となっていた。 クラウド 「ブリュー狙撃いくぞ」 ブリュナーク 「Raja.」 クラウドはブレードフォームのブリューナークをスナイパーライフルのように構える。 すると円形のサイトが現れ、ターゲットであるスフィアが拡大表示され、ブレードフォームの剣先にビリヤードの球くらいの魔力弾が現れた。 クラウド 「距離にして、150ってとこか」 クラウドは片目でサイトを覗き込み呟く。 ターゲットであるスフィアは狙われてるとも知らずに、シルエットを攻撃し続けている。 クラウド 「当たれよ・・・ッ」 願望を呟き、クラウドはトリガーを引く。 魔力弾は急激に圧縮されると、スフィアに向かって高速で発射される。 スフィアは攻撃に気付いたが、そのときにはもう遅い。 高魔力弾はスフィアを貫いた。 フラガ 「0.6cm error.(誤差0コンマ6cm)」 クラウド 「あぶねぇ・・・あと0.2程ズレてたら爆破するとこだったぜ」 そう言って額の汗を拭う。
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