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目の前に暗闇が広がる・・・
(まぁ目を閉じてるからな)
この風景になってから何秒たっただろう。
クラウドはそう考えていた。
目を閉じてからいくら経っても魔力弾がヒットした感覚がない。
クラウドは恐る恐る目を開ける。
すると目の前には「Mission Complete」の文字が浮かび上がっていた。
魔力弾のヒットより僅かな差でクラウドは先にゴールしていたのだ。
クラウド
「ははっ・・・」
渇いた笑いがこぼれるのと同時に緊張解け、全身の力が抜ける。
クラウド
「なんとか・・・なったか」
周りを見渡しながら呟く。
すると試験官からのアナウンスがはいった。
試験官
「お疲れ様でした。クラウド・ノア三等空尉、以上で実技試験の内容は終了となります。結果は数分後にお伝えしますので、待合室にて待機していてください」
とのこと。
クラウド
「お疲れさん。ブリュー、フラガ」
ブリュー・フラガ
「Congratulations are.(お疲れ様でした)」
そういって二つのデバイスは腕輪型の待機形態へと戻った。
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