Episode-01:雲が生まれた日

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クラウド 「つまり俺はなのは・・・さんに10年前に会ってるってわけ」 ため息をつきながらクラウドはそう言った。 アーシェ 「確かなのはちゃんて別世界出身だよね?なんで君がその世界の小学校に転入したのさ?」 クラウド 「それにはいろいろワケがあんだよ・・・」 なのは・アーシェ 「ワケって??」 アーシェとなのはのセリフがユニゾンする。 クラウド 「・・・すみません、なのはさん。その話しは今は勘弁してもらえませんか。いずれ必ず話しますから・・・」 クラウドは頭を下げながら言った。 アーシェ 「わぉ、君が頭を下げるなんて珍しいね」 素直に驚くアーシェ。 なのは 「ちょっとクラウド君!?頭を上げてよ、別に怒ってるワケじゃないから」 クラウドが頭を下げたのを見て慌てるなのは。 なのは 「ただちょっと驚いただけで別に責めてるつもりじゃないし。 なにか言いづらい事情があるなら言わなくていいよ?」 クラウド 「・・・ありがとうございます」 アーシェ 「えぇ~なんかすっごい気になるし~」 アーシェはクラウドのとなりでブーブー言っていた。 クラウド 「隊長には関係ないでしょ・・・」 アーシェ「だって10年前にいったい何が!?みたいな感じでさぁ・・・ あたしの推理魂に火が着いたけど、これじゃあ不完全燃焼だょ」 なのは 「まぁまぁアーシェちゃん。クラウドくんもあまり言いたくないみたいだし、無理に聞くのも悪いよ。 それよりも今回の試験の結果について話そうよ?ね??」 クラウド・アーシェ 「・・・忘れてた」
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