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クラウド
「つまり俺はなのは・・・さんに10年前に会ってるってわけ」
ため息をつきながらクラウドはそう言った。
アーシェ
「確かなのはちゃんて別世界出身だよね?なんで君がその世界の小学校に転入したのさ?」
クラウド
「それにはいろいろワケがあんだよ・・・」
なのは・アーシェ
「ワケって??」
アーシェとなのはのセリフがユニゾンする。
クラウド
「・・・すみません、なのはさん。その話しは今は勘弁してもらえませんか。いずれ必ず話しますから・・・」
クラウドは頭を下げながら言った。
アーシェ
「わぉ、君が頭を下げるなんて珍しいね」
素直に驚くアーシェ。
なのは
「ちょっとクラウド君!?頭を上げてよ、別に怒ってるワケじゃないから」
クラウドが頭を下げたのを見て慌てるなのは。
なのは
「ただちょっと驚いただけで別に責めてるつもりじゃないし。
なにか言いづらい事情があるなら言わなくていいよ?」
クラウド
「・・・ありがとうございます」
アーシェ
「えぇ~なんかすっごい気になるし~」
アーシェはクラウドのとなりでブーブー言っていた。
クラウド
「隊長には関係ないでしょ・・・」
アーシェ「だって10年前にいったい何が!?みたいな感じでさぁ・・・
あたしの推理魂に火が着いたけど、これじゃあ不完全燃焼だょ」
なのは
「まぁまぁアーシェちゃん。クラウドくんもあまり言いたくないみたいだし、無理に聞くのも悪いよ。
それよりも今回の試験の結果について話そうよ?ね??」
クラウド・アーシェ
「・・・忘れてた」
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