Episode-01:雲が生まれた日

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クラウド 「ちッ・・・みつかったか」 アーシェ 「もぉ~・・・設立式にもでないで何やってるのさぁ」 クラウド 「いやぁ・・・あまりにも隊舎が広いので迷子になっていたところであります」 敬礼しながら言うが、もちろん嘘である。 アーシェ 「はぁ・・・式始まる直前まで一緒にいたでしょ?」 アーシェは怒る気もなくした。 アーシェ 「まぁいいや。部隊長がちょっと集まってだってさ」 クラウド 「げっマジ!?初日から叱られるのかよ・・・・」 アーシェ 「ぅ~ん、キツイお叱りだったらよかったんだけど違うからなぁ。分隊名を決めるんだってさ」 クラウド 「分隊名?」 アーシェ 「そう、コールサイン」 クラウド 「そんなの隊長が勝手に決めればいいじゃん」 そのセリフを聞いたアーシェは腕を組み、しばらく『う~ん・・』と唸っていた。 アーシェ 「わかった、じゃあ、あたしが決めてくるね」 そう言って去っていった。 クラウド 「・・・?」
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