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キャリー
「!?」
開いた扉の先を見てキャリーは言葉を失った。
アーサー
「コイツは驚きだぜ・・・まだ動いてる装置があるとはな・・・。扉の厳重さといい、この部屋はなにかあるかもしれないとおもったが・・・」
キャリー
「執務官、これはいったい・・・」
アーサー
「見てわからないか?これが『クローン』だ。実物を見るのは俺も初めてだが・・・」
部屋には3つの生体ポッドがあり、しかもまだ稼動していた。
アーサー
「コイツらまだ生きてるのか?」
キャリー
「バイタルは少し不安定ですが・・・まだ生きてます」
キャリーは部屋にあったコンピュータを調べ始めた。
アーサー
「研究者たちはコイツらを運び出す余裕はなかったみたいだな」
アーサーは3体の生体ポッドを見つめていた。
アーサー
「ん?」
キャリー
「どうかしましたか?」
アーサー
「なんか書いてあるぞ・・・」
アーサーはポッドの隅にある文字を見つけた。
アーサー
「Ori・・・gin・・・・al??
オリジナル・・・まさかコイツら・・・」
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