Episode-02:風と雨と雲と

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キャリー 「!?」 開いた扉の先を見てキャリーは言葉を失った。 アーサー 「コイツは驚きだぜ・・・まだ動いてる装置があるとはな・・・。扉の厳重さといい、この部屋はなにかあるかもしれないとおもったが・・・」 キャリー 「執務官、これはいったい・・・」 アーサー 「見てわからないか?これが『クローン』だ。実物を見るのは俺も初めてだが・・・」 部屋には3つの生体ポッドがあり、しかもまだ稼動していた。 アーサー 「コイツらまだ生きてるのか?」 キャリー 「バイタルは少し不安定ですが・・・まだ生きてます」 キャリーは部屋にあったコンピュータを調べ始めた。 アーサー 「研究者たちはコイツらを運び出す余裕はなかったみたいだな」 アーサーは3体の生体ポッドを見つめていた。 アーサー 「ん?」 キャリー 「どうかしましたか?」 アーサー 「なんか書いてあるぞ・・・」 アーサーはポッドの隅にある文字を見つけた。 アーサー 「Ori・・・gin・・・・al?? オリジナル・・・まさかコイツら・・・」
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