Episode-02:風と雨と雲と

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キャリーは部屋をでていき、残されたアーサーはポッドを調べ始めた。 (助けて・・・) アーサー 「!?」 (お願い・・・ここから・・・ここから出して) アーサー 「・・・お前・・・なのか?」 アーサーはポッドの中の少女に尋ねる。 (お願い・・・出してっ!!!) 念話のようにアーサーの頭の中で声が響く。 アーサー 「・・・待ってろ、今出してやる!!!」 アーサーはポッドの開閉装置を探した。 アーサー 「これか!!!」 装置のボタンを押すとポッドの壁面が開き、液体が排出し始めた。 液体の排出が終るのと同時に中の少女が倒れ込む。 アーサー 「っと」 倒れ込む少女をアーサーは受け止める。 アーサー 「おいっ!!!大丈夫か!?」 少女 「ん・・・」 少女はうっすらと目をあけアーサーを見つめると 安心したように微笑み、気を失った。
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