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喫茶店を出た後、向かうはホテル。これが当たり前になっていた。
社長は相変わらずの攻めぶりで普段見せないもうひとつの顔を覗かせる。
激しくいたぶり、悶え欲する美紅のその姿を見ては楽しんでるかのよう。
そこに愛があるのかは定かではないが。
終わると余韻を感じながら2人寄り添いみつめあう…
「SEXのあとのこの時間を大事にしたいんだ」
そう言いながら腕枕をした手で髪をそっと撫でる。あの最中に見せる姿、投げ掛ける卑猥な言葉からは、こんなことを言うなんて想像も出来ない。同一人物かと疑ってしまうほどだ。
そして、帰り支度をしてると社長は自分の財布から壱万円札を数枚取り出し美紅のバックに忍ばせた。
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