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そう言われた瞬間、美紅の何かに火がついた。
『なぁ~んでやだっ!私も一緒に行くんだから!約束したでしょ~約束は守る為にあ~る~の』
困惑気味の社長にはめもくれずにさっさとタクシーに乗り込む美紅。
やれやれと言った表情で
社長は言う。
「○○ホテルまでお願いします」
車中べっとりと社長にもたれかかりながらも、美紅は今から起こりうるであろう現実に胸を高鳴らせていた。
と同時に自身に対しての嫌悪感もあった。
そうこうしてるうちに目的地に着き車を降りた2人。
艶やかに光るピンクのブラックライトが妙に気持ちを欲情させる。
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