夢小説

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『アイス』 ジイィー~ジイィー!!とセミが五月蝿い初夏の昼下がり 『あづーーー…』 汗だくでアトリエのソファーで寝込んでいるユウナ、その向かいの席にはレイが密かに夏の暑さに耐えていた 『暑い…あついよ~…』 「………」 『ヤバい…暑すぎるっ…』 「……(イライラ)」 『死んじゃうよ~あついよ~』 「………💢」 『あつ…「やかましい💢」 『すいません…⤵』 このやりとりが一時間続いている、今も気温はどんどん上がる一方だ。 アトリエにはクーラーは無いし、特に寒い地域でもないため現代っ子の2人にはこの上なく辛い 『……どっかに冷たいものでも落ちてないかな…?』 「汚いよ馬鹿……………………………………………それだ!!」 『え、何故!?』 ひらめいた💡!という顔で空君に電話するレイ ぷるる~ぷる~ガチャ 《はい………》 『うわ、テンション低っ!?』 「もいもい、空君?アイスアイスKAITOのアイス持ってきて!?」 《あい…す…?おぉ、アイス!!》 『そっかアイスか!!』 やっる~レイちゃんと肩をたたくと 「さわんな」 と払いのけられてしまった (このケチ) そして5分後 『ちべた~い❤最高ー!』 「生き返るー…」 《おいしーね》 ユウナはチョコアイス、レイはソフトクリーム、空はカップアイスとー…まあバラバラなアイスを食べていたため あ~ほら、よく他の人の食べ物って美味しそうに見えるじゃん、だからさー 『レイさんそっちのソフトクリームちょうだいー?』 「やだよ、お前にやるソフトクリームなんてあるわけねーだろ」 あーら玉砕覚悟の言葉だったけどやっぱり砕け散ったわ 『なにそれー!?…冷たい…アイスだけに』 《うわ、ないわー(引)》 わー空においっきり引かれたー⤵ま、予想はしてたけど… キイ…とドアがなってユンが入ってくる [何をしている…?] 《あ、ユンだ~⤴》 『今、みんなでアイス食べるんだよ』 とあたしがこたえたらユンはあたしの姿にびっくりして目を見開いた [ユウナ!?なんというかっこうをしている!!] 『え?短パンに黒シャツでポニテ(ポニーテール)』 [危ないだろう!] 『何が!?』 【あぁ、危機感の無い女って…(全員)】 お年頃の男性にとってはムラムラする格好でもあるのでよい子のみんなは真似しないでねー☆ [とりあえずこれでも羽織れ] サシャの織布(火属性)
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