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『………嫌がらせ?』
[ガーン!?⤵⤵⤵]
《あーぁユン傷ついたー》
『え?何で?』
「それすらも分かってなかった…」
え?何のこと?…まあいいや、つーかそもそもユンは過保護すぎるんだよねー
[ユウナ…俺はっ]
お前のためを思って…と肩をがっしりもつがあたかもその手を払いのけられてしまった
『暑い、近づくな』
[…………(死)]
《かわいそう…ユンっ》
[空…心配してくれるのか…✨(感動)]
すっと手を伸ばすが
《あ、やだ》
さっと遠ざけた
[……………]
しばしの沈黙をレイさんは破った
「ユンって夏には邪魔なマナだよね」
[ちくしょーおおおぼえてろーーー!!]
レイの一言がきいてユンは泣きながら走って行ってしまった
その夏、ユンを見た者はいなかったという
ま、秋に帰って来たけどね
(おしまい)
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