グンナル夢

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『背中に送るテレパシー』 グンちゃん グンちゃん グンちゃん ………お~いこら、馬鹿HERO あたしの呼びかけにグンちゃんはまるっきり無視であたしの前を歩いている。 まあ、心の中で呼びかけてるから気が付かないのは当たり前なんだけど それでも もし 振り向いてくれたら、それって運命みたいじゃない? ま、そんなのありえないけど 中衛だからただタラタラど真ん中で歩くのもつまらないし?別に通じるとも思ってないけど、暇つぶしみたいな? グンちゃん グンちゃん グンちゃん 『ん?』 え 『今、俺様のこと呼んだか?』 「へっ?」 おいおい、マジかよ 「呼んでないよ」 『そうか?俺様の気のせいだったか』 ぐりっと後ろを向けていた顔をもとに戻したグンナルはまた、ヴェイン達と話し始めた (び、びびったあ~(汗) ただの偶然か、否か 本当にテレパシーが通じたのか そんなの、あたしにはわかんないけど ただ、嬉しかった その背中に送り続けるテレパシー 好きの気持ちをあなたが気付くのは、いったい何時のことやら… (届け、気付け) この想い (おしまい)
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