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『すー…』
サルファを抱いて気持ちよさそうに眠るユウナ、そして隣ではグンナルが寝ていた
「サルファ?採取に出かけるんだけど。」
《やれやれ…やっと解放された》
サルファはゆっくり起こさないように立ち上がりる が、ユウナが身じろぎし始めた
『うんっ…寒いー…』
サルファがいなくなって寒いのか、寝言でサルファ?サルファと呼ぶ、しきりに手を動かすがいない
「…ん゛ー?」
さっきからユウナが何かしていて手がぺちぺちあたるっ…何をしているんだ?
しばらくしてやっとあったかいものにたどり着く
『んっ…』
あったかい…でもサルファじゃない、なんか布地みたいな感触…なんかよく分からない。ま、いいか…
ふわふわ夢の中に落ちていった
「ふあ…」
大きな欠伸をしたあとに腰に違和感があった
チラッと見てみるとユウナがグンナルの腰に手を回していたのだ
「うわ///!?」
びっくりしたグンナルは思わず声をあげる
「うらやましい…(全員)」
「!!?いたのか!?」
じいぃーとみんなの視線がグンナルに突き刺さる
「いいなー先輩(じいぃー)」
「ウチも混ぜてほしいなー(じいぃー)」
「むしろ代わってくれませんか?(じいぃー)」
「斬ります(じいぃー)」
「いいわねぇ~グンナルくん(じいぃー)」
「……(じいぃー)」
「五月蝿いぞ貴様等!誰か代わってやるものかっ!」
そのうちぎゃあぎゃあと喧嘩が始まってユウナはというと
『……。』
起きるタイミングを逃していた……
そろそろ起きていい?お腹空いた…
あぁーあ…
寝ても起きても
面倒な事になりそうです……
『(今日のご飯何にしよう? 晩ご飯~作りたいのに 作れない~♪
そらみろ、俳句まで出来たぞ)』
(おしまい)
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