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「全く…」
ロボはようやく食事を始めた。彼の横にはブランカが座っていた
「待っていろ。すぐ、お前にも食べさせてやるからな」
「いえ。貴方はゆっくり食べてて下さい」
「そうか…いつも済まない。掟とはいえ、本当はお前から先に食べさせたかったが…」
「貴方はこの群れを仕切る人。掟に逆らってはいけません。私なら大丈夫、いつものことですから」
「……」
ロボは彼女が好きだった。別の群れから離れ、放浪していた彼女に心を射抜かれ、群れへ迎え入れたのだ
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