正義と悪

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少年「情報源は僕の主人が知ってる筈です。それより実は僕も今さっき此処に来たばかりなので状況が分からないのですが、被害者の名前だけは現場検証をしてる捜査官の話しの中で出て来たので分かったんです。」 浜崎「ちょ、ちょっと待ってくれ!いきなりそんな事言われても何が何だかさっぱり分からん!順序立てて説明してくれないか?」 少年は少し溜息をつき話し始めた。 少年「そうですね。少し唐突過ぎましたね。じゃあ最初に結論を言わせて貰います。¨今回の事件は東方ジャーナル事件に大きく関与しています。¨」 浜崎「どういう事だ!?あの事件は既に解決済みの筈だ。今更何の関係があると言うんだ?」 あの事件は浜崎にとって忘れたくても忘れられない程凄惨なものであり記憶の奥深くに閉じ込めていた。それを突然現れた少年によっていとも簡単に引きずり出された為、相当な憤りを感じていた。
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