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「圭ちゃ~ん……この問題わからないから教えて~?」
こいつは園崎魅音。我がクラスの委員長であり、リーダーでもある。そして部活の部長。まぁ行動力はハンパじゃない。年下のオレにも壁を作らずに接してくれた。オレが雛見沢に慣れたのもコイツのおかげだ。それとこの雛見沢の御三家の一つ、園崎家の次期頭主でもある。
ただまぁ…この通り頭が非常に悪い。コイツ受験生だろ?
「魅音。お前オレより年上だよな?下に勉強教わるっておかしいと思わないのか?仮にも受験生だろ……」
「ふんだ!おじさんは勉強なんてできなくてもいいもんねー!!おじさんは後悔しなければそれでいいの!それにわからないから人に聞くのってダメ?」
「はぁ………。まぁいいや、それでどれがわからないんだよ?お前これって昨日やったばっかだろ……ちゃんと復習しねぇとダメだろ?」
「だってめんどくさいじゃん。まぁわかればいいんだよ、わかれば。それに圭ちゃんも勉強できて一石二鳥!!」
ったく、まぁこれが魅音だからな。急にガリ勉になっても困るし………
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