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チリーンチリーンチリーン………
「はいは~い、授業終わり~!!部活の時間だよ~!!!!!」
相変わらずこういうことに関してはものすごい情熱を感じるな……
「おーほっほ、圭一さん?今日もこの私が勝ちますことよ?」
この変に上品な口調を使うヤツは北条沙都子。下級生だ。ただものすごい生意気でいつもオレに突っかかってきやがる、困ったヤツだ。
「圭一さん?なんか失礼なことをおっしゃってませんこと?」
「別に~沙都子さんの悪口なんて一言も話してませんわ~?」
「むき~!ムカつきますわ!!」
そしてコイツにはオレより一つ年上の兄貴がいる。北条悟史だ。ただ今はまだ病気が完治していなく、監督のところで治療中だ。
監督ってのは入江診療所の先生で医者だ。今は全力で悟史を治すために頑張ってくれている。
また、少年野球チーム・雛見沢ファイターズの監督でもある。だからみんな監督って呼んでる。
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