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「はは、そう睨むなって」
え?
別に睨んでませんよええ。
俺は若干拗ねながら返す。
「侵攻程度なら兵士長殿がいれば事足りるだろ」
それに、と彼女は続ける。
「この戦、というか作戦は…ちょっと臭くてな」
臭い……? いや臭くない。
昨日風呂は入ったはず……
なんて冗談は銀河の彼方に置いといて。
なにか裏があるってことか?
「予測の域は出ないがな」
裏、か……
一応考えるようなそぶりを見せたが、正直スライムの小さな脳みそじゃ理解できませーんww
「とにかく、気をつけろ」
彼女はそう言い残し、立ち去った。
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