第二章~日常~

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「そうえばなんでゲーセンにいたの?」 「なんでって、キシンを探してたのよ。キシンを調べたときによくゲーセンに出没するって」   どんな情報だよ!?なんで俺のそんな情報がながれてんだよ。まぁ考えても仕方ないか。   「はい、できたわ。たんとお食べ」   テーブルに置かれたのはパスタだった。あさりコンソメ仕立てだ。俺の好物だ。   「いただきます!」   チュルチュル 美味い!普通に店で食ってる感じだった。   「マーリンって料理上手いんだね!」 「だって花嫁修行したもん。キシンと結婚するためにね」   マーリンは少し頬を赤くしながら言った。可愛い!可愛いすぎる! 俺はまた顔が赤くなった。まさか俺のためだなんて、ますますマーリンが可愛いく見えた。
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