【序章 始まりの時】

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そんなある日、ギクシャクした関係を解消しようと、マモルはシンイチにゲームの話しを持ち掛けた マモル 『なぁ、シンイチ。』 シンイチ 『なに?』 マモル 『俺たち、最近、ギクシャクしてるよな。仲直りって、変かもしれないが、自作のゲーム、一緒にやらないか?RPGなんだ』 シンイチ 『え?!マジかよ!さすがプログラマーの息子!今日、お前ん家に行ってもいいか?!』 マモル 『もちろん』 こうして、シンイチはマモルの家に行く事になったのである。 ―――春川邸。 日本屈指のプログラマーの家だけあって、豪邸だ。 早速マモルの部屋に案内をされると、パソコンが四台、水槽の中にアロワナ、観葉植物にソファ、50型のテレビが、なんの狭さも感じないくらい、丁寧に置かれている。 それくらい、マモルの部屋は十分に広かった。
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