【序章 始まりの時】

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マモル 『このゲームは、最初は主人公一人から始まるんだ。途中で俺も登場するけど、少し先に進まないと、仲間にならないから、そこまで遊んでなよ。俺は茶菓子持ってくるからさ。』 シンイチ 『おう!』 そう言って、マモルは部屋から出ていった。 マモルは、時折自分でゲームを作る事があり、完成する度にデバック作業も兼ねてシンイチにゲームをやらせているのだ。 マモルはその旨は伝えていない(自分のプログラムに自信があるから)が、デバック作業の嫌いなマモルは、シンイチを利用しているのだ。 シンイチが、テレビとゲーム機本体に接続を済ませると、ゲーム機の電源を入れた。 すると、眩い光がシンイチを包み込む。
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