4人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
マモル
『このゲームは、最初は主人公一人から始まるんだ。途中で俺も登場するけど、少し先に進まないと、仲間にならないから、そこまで遊んでなよ。俺は茶菓子持ってくるからさ。』
シンイチ
『おう!』
そう言って、マモルは部屋から出ていった。
マモルは、時折自分でゲームを作る事があり、完成する度にデバック作業も兼ねてシンイチにゲームをやらせているのだ。
マモルはその旨は伝えていない(自分のプログラムに自信があるから)が、デバック作業の嫌いなマモルは、シンイチを利用しているのだ。
シンイチが、テレビとゲーム機本体に接続を済ませると、ゲーム機の電源を入れた。
すると、眩い光がシンイチを包み込む。
最初のコメントを投稿しよう!