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ゼリー状の物体を二匹倒した。
シンイチは4の経験値と2円を手に入れた。
シンイチ
『なんなんだ…ここは…。ゲームの世界に迷い込んだってやつか?まさか僕がその主人公になるとは。』
ゲーム好きのシンイチは、今までプレイしてきたテレビゲームの情報を元に、いまの自分の立場・状況を分析した。
シンイチ
『確か…少し先に進むと、マモルが仲間になるって言っていたな…。なかなか面白いゲームを考えたな、マモル。いや、父親のプログラムなのかな?まぁいいや』
シンイチは、あまり困惑していなかった。
なぜなら、ゲームのやり過ぎで、現実とゲームの世界の境界線が無くなっていたからである。
なので、いまここに自分がいても、なんら不思議でも無いと感じた。
シンイチ
『よし、まずは近くに村があるはずだから探そう。』
シンイチの物語が、始まったのである。
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