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後日、俺はジュンに神様の事を話した。
「……ってわけよ、すごくね?」
「俺あんま興味ねえわ、そういうの」
「は?ジュンちゃんあほやろ?金づるさえ見つけりゃ今みたいにふらふらしとっても欲しい物買えるし金だって手に入るんやぞ!」
「その楽して金を手にしようってのが俺は嫌だから、そんな事してまで金を手に入れるくらいなら金なんていらんよ」
ジュンは俺がどれほど説得しても“ヒモ”には全く興味がないようだ。
今までみたいにジュンと組んでナンパのノリで“ネタ”を探そうと思っていた。
たが、俺が進もうとしているこの道にジュンを誘うのには無理があるようだ。
俺は諦めて一人でヒモとしての生きて行く決意をした。
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