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「あの女マジさいこ~!」
「マジ?アイツとやったんかよ、いいな~!てか、ハタチまでに100人は斬りたいよね!あはははは!」
俺達は、いつものように集まってバカみてぇに“打った”女の自慢話をしていた。
「おい、ナオヤ!!聞いとんの?オメー」
仲間内の一人“タカシ”っていう強面のヒゲ男がノリわりぃナオヤにキレ気味に問い掛けた。
「ん、ああ」
「てか、なにその財布?ヴィトンやん!どうしたの?それ」
「ああ…女に貰った。これも」
“ナオヤ”は袖を捲くり左腕にキラキラと輝く16や17のガキには似つかわしくない高級そうな時計を皆に見せながら言った。
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