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僕[千葉 堅一]は中学二年生。
今日もいつも通りに学校へ行く
…ここまでは、いつも通りだった。
8時21分 学校に到着
教室に入ったら、同じクラスの[川島 晃]が僕に話し掛けてきた。
「なぁ、堅一、チャットやったことあるか?」
「チャット??」
僕は“チャット”と言うものを知らなかった。
「あぁ、…ってその顔は…どうやらやったことなさそうだな…」
「やったことないとゆーか、チャットってゆー自体が知らないや」
僕は笑いながら、そう言うが、晃はもの凄く驚いた顔をしていた
「まじかよ…。今すっごく流行ってるのに…」
「ふーん??」
「んまぁ、とりあえず一回やってみ。すっげ楽しいから!!」
「何て検索したら出来る?」
「ん、フツーに“チャット”ってやったら出来るよ」
「そか。ありがと!」
そんな感じで中休みは終了。
キーンコーンカーンコーン
HRが終わった。
僕は急いで家に帰った。
晃から教えてもらった“チャット”をやる為に―――
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