始まりであり、終わりである一時

2/4
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/19ページ
――――――――――――――僕はしがない高校生 学校へ行き、勉強をし、そこそこの成績をとり、電車に乗って家に帰る。 そんな日常を過ごし、そしてそのうち大学進学へとひたすら勉強し、合格をする。 あるべき、ふつうの高校生。 高校生としての模範とは言えないながらも、数ある中の大多数の人がすごす日常。 辛くもなく、苦しくもなく、熱くもなく、楽しくも、嬉しくも、悲しくも。 ましてや、幸せも不幸でもない。 ただただ流れる日常。 あらがいもせず、 ただ無感情に、 身を任す。
/19ページ

最初のコメントを投稿しよう!