第零章 プロローグ

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吟夕詩人の館へようこそ 俺は吟夕詩人のユース・セイルーン 此処に来たって事は唄がお望みかい? そうか じゃあ、とっておきのを一つ と、そうだ その前に今から唄う歌の説明をしておかなきゃな この唄の中では【勇者】と言う制度があり、お約束ながら【魔王】を倒さなくてはならない 何故なら【魔王】は世界中の魔物を従え、人間を襲わせているからだ そして、この唄の主人公は13代目【勇者】名をカイリ・スタフォート コイツがまた厄介な奴なんだよなぁ ワガママで自分勝手な、自己中やろう と、まぁ、説明としてはこんな感じな訳だ ん?なんだい?? 説明は良いから早く始めろって? もぉ、お客さんはせっかちだな では、始めようか 【魔王】のせいで人生を狂わされた【勇者】と【青年】の奇妙な物語を――――……‥  
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