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『ごめんな…』
俺は男の子の頭を撫でた。
『えっと…最近お仕事忙しくて、パパちょっと混乱しちゃって…混乱ってわかるか?忘れるって言うか、間違うって言うか…とにかくお前の事を嫌いになったわけじゃないんだよ』
パパしどろもどろで苦し紛れな言い訳をしてみた。
『本当?』
『ああ、本当だ』
男の子を見てみると、ホッとした表情をしている。
俺もホッとした。
とにかく部屋に入ろう。男の子をリビングに行くよう促し俺も後に続く。
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