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熱くて熱くて熱くて熱くて熱くて熱くて でも声を出してしまえば仕打ちが酷くなるのは分かっていたから。 「ーーー…っ!」 ぐっと、唇をかみ、声を殺した 痛い。 痛くて、涙が溢れた。 助けてくれる兄さんは学校。 助けてくれる父さんは離婚。 僕の周りには味方がいなかった 「ふ、ふふふっ」 母さんは、狂っているように僕を見ては嘲笑った
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