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そんな昔のことを思い出していると、ギシリと後ろで音がした ベッドの…スプリング、だっけ それが跳ねて、沈む関係。 僕は今ドアの前にいる この部屋には僕1人 僕以外の音がなるわけがないのに、可笑しい、可笑しい ーー…しゅん と小さく風の音。 あぁ、なんて久しぶりな懐かしい音。 風の中現れたのは黒い羽根。 それと印象的な紅い髪だった
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